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大腸がん

大腸がんは、生活習慣が大きく関わります。特に食生活では近年欧米化が進んだ事で増加傾向にあります。大腸がんは早期の場合ほとんど症状がありませんから人間ドックなどの検査で早期発見・早期治療が欠かせません。
               
■大腸胃がんの症状
早期の大腸がんの場合は症状はほとんどありませんが、時期を過ぎた大腸がんの症状は血便(肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、黒い血塊が出る特徴がある)・便秘や下痢(下痢と便秘の繰り返しなど排便時に残便感など気になることがある。 )・腹痛や腹部膨満感は(血便の頻度が高く、がんの中心が潰瘍となり出血がおきる)があります。がんと勘違いして受診が遅れることもありますので注意しましょう。したがって大腸のどこの部分にがんができるかによって症状が変わってきます。大腸がんに特徴的な症状はなく、状況によって同じ症状がみられますから症状が一つでもみられた場合には医師の診察をお進めします。

■大腸がんの原因
大腸がんの原因は生活習慣の環境や食生活が大きく影響しているものと考えられています。近年は、食生活の中で特に欧米化の食事は(高脂肪、高蛋白、低繊維成分)など脂肪の摂取量が増えてくるにしたがって、大腸がんになりやすく死亡率も次第に高くなる傾向にあるといわれます。大腸がんの死亡率や罹患率は、動物性脂肪(肉類、卵、乳製品など)や炭水化物、砂糖などの摂取が多い人ほど高く、逆に、穀類や豆類などの植物性繊維の多い食事を摂っている人の大腸がんの死亡率や罹患率が低いという研究結果もあります。
◎大腸がんのリスク要因
直系の親族に大腸がんの人がいる場合。
肥満や飲酒。

◎発がん性物質
脂肪を消化するときに胆汁の分泌が増えますと腸内で細菌が胆汁酸を分解します。その時に発がん性物質ができるといわれます。
◎危険因子
全部のガンに言える喫煙と飲酒。
発がん物質を体内に唾液などを通じて取り込んでしまう喫煙は、やはり消化器官に悪影響が出ます。


■大腸がんの検査
大腸がんは早期の場合には症状はほとんどありません。無症状の時期に検査で早期に発見することで完治できます。
◎便の免疫学的な潜血反応検査
簡単に行でき体に負担がない検査。
かりに陽性と出ても必ず大腸がんがあるわけではなく、逆に進行した大腸がんがあっても陰性になることもあります。
◎血液検査
排便時の出血や便通異常がある場合に血液検査で貧血がないか調べます。
◎腹部のX線検査
腹部のX線検査でガスの分布の状態を調べる。
◎肛門から指を入れて触るだけで診断
腹部の触診では腫瘤(しゅりゅう)(こぶ)を触れることがあり、直腸がんでは肛門から指を入れて触るだけで診断します。
◎注腸検査
確定診断をするには、食事制限と下剤により大腸を空っぽにして、肛門から造影剤を入れて空気で大腸をふくらましX線写真を撮る注腸検査。
◎大腸内視鏡検査
下剤で大腸を洗浄し肛門から内視鏡を挿入して直接大腸の内腔を観察する大腸検査で、器械技術の進歩により、苦痛も少なくかつ安全にできます。
◎内視鏡検査で診断と治療
内視鏡検査で、直接大腸の内側を観察し、異常があれば一部を取って顕微鏡で調べます。ポリープやごく早期のがんの場合には内視鏡で簡単に治療が可能で、診断と治療を同時にできます。
◎超音波検査、CT検査、MRI検査
がんの進行度や転移の有無を調べるために、超音波検査、CT検査、MRI検査で周囲の臓器への広がりや肝臓やリンパ節への腹部などを調べます。
◎超音波内視鏡検査
早期がんの進行度を調べて早期の治療方針を決めるために超音波内視鏡検査を行うことも最近ではあります。

■大腸がんの治療
大腸がんの治療法は、基本的にはがんを切除する事です。
がんの進行度によって、手術法が選択されます。
◎内視鏡による内視鏡療法
早期のがんの場合、手術をしないで内視鏡で治療します。入院期間は数日間と短く、負担が少ない治療です。早期のがんで粘膜下層の浅いところであれば転移の心配ないので内視鏡で治療が可能となります。肛門に近い場所にできた早期の直腸がんはおなかを開けずに手術が出来ます。
◎腹腔鏡下切除術
結腸がんでは、開腹手術と傷が小さく数日で退院できる比較的負担の少ない腹腔鏡下手術があります。
◎局所切除・開腹による外科手術
リンパ節転移の可能性があり内視鏡治療が出来ない進行したがんは、外科手術が必要となります。手術では開腹し、腫瘍を含めた大腸の一部を切除してリンパ節をきれいに取り除き、残った腸をつなぎ合わせます。また結直腸がんは、大きな手術になることが多いため、泌尿生殖機能に影響を与えることがあります。可能な範囲で温存しますが、状態によっては人工肛門が必要になる場合もあります。
◎化学療法・放射線療法・免疫療法
がんが切除不能な場合は、抗がん薬を用いた化学療法・放射線療法・免疫療法などが行われます。 放射線療法は、直腸がんの局所再発に対して行われる治療法です。

        
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