■高血圧症
生活習慣病の一つ高血圧症は、生活習慣が大きく関与して起こる病気で、高血圧症は圧力“血圧”が高い状態を言い、圧力によって脳や心臓などの重要な部分の血管に傷つくことで生命の維持に危険が及ぶ怖い病気です。■高血圧症とは?
私達の生命は心臓がポンプの役目を果たし収縮・拡張することで血液を全身に循環させることで、生命維持をしています。血圧には、最大血圧は心臓が収縮するときの「収縮期血圧」と最小血圧は心臓が拡張するときの「拡張期血圧」があります。高血圧とは、心臓が血液を送りだすときの圧力が高い状態を言い、圧力によって血管が傷つく可能性が高いことから脳や心臓などの重要な部分の血管に傷がつきます。心臓が血液を送りだす圧力「血圧」の正常値は、最高血圧が130未満、最低血圧が85未満になります。しかし、どちらか一つでもこの数値を超えたら高血圧症のおそれが出ます。近年では、最高血圧120未満、最低血圧80未満が適正な血圧値とされているようです。したがって適正な血圧値とは、病気を起こしづらい最適な値をの事をいいます。
■原因について?
高血圧症の主な原因は、食生活、喫煙、飲酒、運動不足、ストレスの蓄積、塩分の過剰摂取といった、生活習慣が大きく関わっています。血圧の上昇の原因としては、交感神経が活発化することで、昇圧ホルモンが分泌され心臓の心拍出量が増加して血圧が上昇します。また、高糖値や高コレステロールによって血液がドロドロになり動脈硬化が促進され、血管内腔が狭くなり、血液を送り出すのに負担がかかり、高血圧を招くこととなります。さらに塩分に含まれるナトリウムなども血管を収縮させる作用があり、これが高血圧症を招く原因になります。

■症状は?
高血圧症は、自覚症状がなく、ほとんど無症状ですが、高血圧症は合併症を引き起こすことが多くあります。
◎合併症の症状
⇒目がかすむ、左右の半身に麻痺やしびれが起きる。
これらの症状は脳血管に異常が起こることで脳卒中の危険があります。
⇒心臓の冠動脈に異常が起こった場合。
動悸や胸の痛みを感じ、狭心症・心筋梗塞の疑いがあります。しばらくすると治まる痛みなら狭心症の可能性があり、呼吸できない激痛の場合には、心筋梗塞の可能性が高いです。
⇒腹部の大動脈瘤が大きくなることで、みぞおちの痛みや胸やけがおこります。
激痛ですと動脈瘤が破裂した可能性があります。
⇒朝、顔がむくむ。
腎機能の低下をしめす症状ですから、腎臓病の可能性があります。
◎合併症の原因
⇒高血圧が引き起こす合併症
動脈硬化が大きな原因で、生活習慣の乱れが動脈硬化を促進させ、血管の弾力性を低下させたり、血管内腔が狭くなったところに血栓が詰まり、場所によって、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を引き起こされます。また、血液を送り出す強い圧力によって、細い血管が集まっている腎臓に損傷を与え、腎機能低下や腎不全にもなります。
⇒高血圧は自覚症状が見られない
合併症は、生命の維持に関わる病気が多いので症状が出たときには危険な状態である事を認識する必要があります。
■対策は?
⇒運動療法
肥満自体が高血圧の原因ですから肥満の改善が重要なポイントになり、減量すれば血圧は下がります。ただし、重度の高血圧の場合、運動自体が危険なことがあるので注意が必要です。運動療法は血糖値やコレステロール値を下げ、ストレス解消による精神的リラックス効果を得られるなど、生活習慣病改善にもなりますからトライしましょう。
◎運動療法の注意
内臓に異常があったり、降圧薬のベータ遮断薬を服用している場合は運動を避けるりょうにします。
⇒食事療法~塩分摂取量を抑える~
塩分控えめに「減塩」です。ナトリウムの摂取は、血管を縮小させ、血圧の上昇を招きます。
◎平均的な塩分摂取量
一日11~13gですが、高血圧の方はその約半分、5~7gが目安です。
◎みそ、しょうゆ
極力抑えた食事をとるよう心がけましょう。
⇒減塩しておいしく食事をとる方法。
しょうゆやソースの代わりに酢やレモンを使ったり、だしを濃くしてうまみを出すのがこつで調味料の量を減らすなど工夫してみてください。
⇒摂取エネルギーを抑える。
摂取エネルギーを抑えると、結果として減塩になります。高エネルギーな動物性脂肪やコレステロールを多く含む食品を控え、お酒を飲むことが多い方は、飲んだ後のラーメンなど夜食をとる習慣をやめましょう。
.⇒血圧降下作用をもつ食品・塩分排出を促す食品の摂取
◎玄米や胚芽米に含まれる成分ギャバや酢に含まれるアルギニンには、血圧を下げる効果があります。
◎そばに含まれるルチンやイカやたこ、貝類に含まれるタウリンなどは血圧上昇を抑える効果があります。
◎塩分排出を促すには食物繊維やカリウムが有効です。
◎緑黄色野菜や海藻類、やじゃがいも・とまと、などを多く食べましょう。
高血圧症の対策はこちら>>>
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